昨日は長野で一泊。
21時着でしたが宿の電波も悪く画像も一向にアップできなかったのでサボりましたごめんなさい。(笑)
古殿ロードレースはアップダウンワインディングのハードなコースと別格な先頭3人のハイペースにより8人完走の超サバイバルなレースになりました。
実は1発目の登りで5人ほどの抜け出しがあり僕も行ったけど全く踏めずドロップ。
集団に飲まれて千切れかけた。
登った後の下りはわっぜくねくね。
この下で一列になったり下りが苦手な人に引っ掛かって遅れてしまうとその直後の登りで出遅れたりするのでできるだけ前で位置取り。
1人での位置取りなのでなるべくチームの隊列は割らないようにしながら、なんとかご機嫌斜めな足を回復させる。
マトリックスのコントロールで逃げが潰され絶対に次が来ると思って僕もクレイジーダウンヒル手前の登りで先頭付近へ。
アタックがかかり下りで集団が伸びる。
そのまま登りに突入するので集団も切れやすい。
「これは決まるぜ!」
と思ってメンバーを見るとマトリックスのマリノさんやキナンのトマさんマサキさんなど豪華すぎるメンバー。
各チームのエース級が乗ったので集団から逃げ切れそうという喜びと強力すぎるメンバーについていけるかという不安が心で渦巻いたけど踏むしかねぇので踏みました。
案の定登りでペースが上がり10人の集団は3つに。
僕は3つ目。
この時点でかなりキツく今にも千切れそうな状態。
この登りで少しでもペースが上がれば遅れると思ったので前走者の斜め後ろに行って番手を譲ろうとした。
すると後ろにいた入部さんが
「あかん!粘れ!ペースで踏めば追いつけるから!」
と。
入部さんは逃げ職人であり僕がJプロを走る前からの憧れの選手。
入部さんを信じてギリギリのペースでローテーションを回した。
人数も少なくなり前の3人がチラチラ見え始めた時には入部さんと2人に。
僕は死にかけでだったけど入部さんは序盤に逃げていたにも関わらず長めに引いてペースを保つ。
そして2番目グループの3人に合流。
脚が回り始めた。
というよりも普段から意識している骨や関節がハマってまっすぐ脚が入り始めた。
でも相変わらず登りはキツく何かあれば速攻で遅れそうな状況。
ラストラップに入り5人での勝負が始まった。
登りのたびに誰かが抜け出そうとしてペースが上がる。
でも幸い下りは得意な方なのでなんとか捉えることができた。
下り切りのコーナーでできるだけ減速せずに突っ込んでその勢いを使って登りへ。
ブリをつけて上りに飛び込んだので一気にこのグループの先頭に出て自分のギリギリのペースで登り始めた。
マトリックスのホセさんとTTチャンピオンのグリフィンの金子さんに交わされたけど着けない。
前3人の集団まで合流させてくれた入部さんと登りで余裕がありそうな佐藤選手には少しリードして宙ぶらりんな状況。
どうするか悩んだけどひとまず前を目指すべきと思いゴールまで全開。
三日間総合(生き残り6人)↓
そしてチームテントに戻ると爆速で撤収作業が進んでおり帰り路へ。
もし「レース終了から会場を出るまで選手権大会」があればぶっちぎりの優勝。
そしてまだ家に着いていない。
でも全日本選手権からだんだん落ちていくコンディションを維持できるように、
数値ではなく体の声を聞いて僕なりにいい形でこの2022シーズンの前半戦を締めくくれてよかった。
まだまだ強い選手はたくさんいるし入部さんのような漢気ある強い選手になれるように、
まずは一旦休んでから後半戦に挑みたいと思います!
いつも応援してくださりありがとうございます。
後半戦は表彰台です!!💪🔥🔥
これからもよろしくお願いします!
お し ま い
٩( ᐛ )و٩( ᐛ )و٩( ᐛ )و
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